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COLUMN歯科コラム

無理なダイエットで歯茎が後退する?

何かと食べ物がおいしい季節。食べすぎや飲みすぎなどで体重や体型が気になるって、ダイエットを意識されている方も多いのではないでしょうか。さて、ダイエットにはさまざまな方法がありますが、中には「無理なダイエット」と言えるような無茶な方法も考案されています。無理なダイエットにはさまざまなリスクが付きまといますが、「歯茎が後退する」というリスクはご存知でしょうか。今回は、無理なダイエットで歯茎が後退してしまうことについて西日暮里駅前デンタルクリニックが解説します。

免疫力低下による歯周病のリスク増加

免疫力低下による歯周病のリスク増加

無理なダイエットには、多くの場合「過度な食事制限」がつきものです。確かに摂取カロリーを減らすことでダイエットに効果を及ぼすという考え方は理解できなくはありません。しかし、食事制限はカロリーだけではなく「栄養」も摂取できないということになります。
免疫力の要となるのは「タンパク質」や「ビタミン類」です。これらを過度な食事制限で損なってしまうと、免疫力が低下して病気にかかりやすくなってしまいます。その病気の中には「歯周病」も含まれているのです。
歯周病は、歯茎と歯の間に炎症を起こす病気です。この炎症は最終的に歯の土台部分を溶かして健康な歯でも抜けてしまうというリスクが知られていますが、ここで問題になるのは「歯茎に炎症が起きている」ということです。重度の歯周病の場合、歯茎の細胞が破壊されてしまい、歯茎が大きく下がってしまうのです。
厄介なのは「歯茎が炎症している」ということです。炎症を起こしている歯茎は、大きく腫れることがあります。腫れているということは、それだけボリュームが増加しているということになります。そのため、歯周病を治療するまで歯茎が後退してしまっていることに、本人が気づけない可能性があるということです。

 

ストレスによる影響

次に考えられる原因は「ストレス」です。無理なダイエットは、食事制限や運動量が他のダイエット法よりも厳しくなっている事が多いです。おそらく、多くの人がこの無理な生活に対して多大なストレスを抱えてしまうことになります。そのストレスを発散する方法によっては、歯茎を後退させる原因になる可能性があります。
例えば「タバコ」です。喫煙によって歯茎の血行が悪くなると、栄養不足で免疫力が低下します。それによって歯周病菌への抵抗力を奪われてしまうため、歯周病が進行して歯茎が後退してしまいます。
他にも「歯磨き」が原因として考えられます。歯の健康を維持するための歯磨きですが、方法を間違えると歯茎に悪影響を及ぼす可能性があります。ストレスでイライラしている状態で歯を磨くと、強くこすりすぎて歯茎を傷つけてしまう可能性があります。傷ついた歯茎は再生せず、そのまま後退してしまう可能性が高いです。

 

無理なダイエットをやめたら歯茎も元に戻るの?

無理なダイエットをやめたら歯茎も元に戻るの?

では、無理なダイエットをやめれば、無理なダイエット中に後退した歯茎ももとに戻るのでしょうか。残念ながら答えは「ノー」です。一度後退してしまった歯茎は自然に元に戻ることはほとんどありません。
もちろん、原因となる無理なダイエットをやめればこれ以上歯茎が後退することは防げます。しかし、既に後退してしまっている歯茎が自然に回復するのを待つのは得策とは言えません。歯茎が後退して歯の根に近い部分が露出してしまうと、歯の健康すらおびやかしてしまう可能性があります。
また、歯茎をマッサージするなどの歯茎後退を予防する方法もありますが、これもやはり既に下がってしまった歯茎に対しては何のアプローチもできません。また、この方法を実践すれば無理なダイエットをしても歯茎が下がるのを防げるかと言えば、そうでもありません。まずは無理なダイエットをやめることです、予防法を実践しても歯茎が後退するリスクまでは下げられないのですから。

 

後退した歯茎を歯医者で治療する

後退してしまった歯茎を改善するためには、歯医者で適切な治療を受ける必要があります。特に、歯茎が変色していたり膿を出している、あるいは歯がしみたりぐらついている場合は、早めに対処する必要があります。
後退した歯茎を治療する方法は、基本的に「歯肉の移植」です。他の部分から切除した歯肉を、歯茎が後退してしまった部分に移植します。移植の方法は大きく分けて2種類あり、施術時間が短い代わりに歯茎の色の差が目立ちやすい「遊離歯肉移植術」と、色の差が目立ちにくい代わりに施術内容が難しく、歯科医の腕が問われることになる「結合組織移植術」があります。
手術と聞くと、やはり抵抗を感じる人も少なくないと思います。しかしこのまま放置してしまっては歯茎や歯の健康にリスクを抱えてしまうことになります。早めに歯医者で治療を受ける必要がありますが、まずは歯医者で相談してみてください。どういった治療法があるのか、どれくらいの費用がかかるのかといったことを知れば、手術に対する抵抗も少しは薄れるのではないかと思います。

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