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COLUMN歯科コラム

更年期以降は歯周病リスクが跳ね上がる?40代以降の女性が気を付けたいこととは

年齢を重ねていくうちに体の変化を感じることは仕方のないことです。特に女性の場合、40~50代にさしかかり、更年期を迎えていくにつれ、体に様々な変化を感じやすくなります。

その中であまり知られていないこととして、「更年期における歯周病リスク」というのがあります。

女性の場合、このリスクについて知っておくこと、そしてその対策をしていくかどうかで、その後の歯の寿命にも違いが出てきます。

今回は、更年期にはなぜ歯周病リスクが高まるのか、そしてそれに対してどのような対策をしていくとよいのか、ということについてご紹介していきます。

更年期にはなぜ歯周病リスクが高まるのか

1.エストロゲンの減少

更年期に差し掛かると、エストロゲンという女性ホルモンが激減します。エストロゲンが減ると骨の新陳代謝のバランスが崩れ、骨が弱くなりやすくなります。
その結果、歯周病にかかると骨が溶けやすくなってしまい、一気に進行が進んでしまうことがあります。

2.口が乾いて細菌が増えやすい

更年期には唾液の分泌も減少します。
唾液は口内の健康を守る役割がありますが、量が減ってしまうとその働きがうまく行われなくなり、歯周病菌が繁殖しやすい環境になってしまいます。

3.免疫力の低下

加齢に伴い免疫力も衰えていきます。
免疫力が衰えると、歯周病菌に対する抵抗力も落ちてしまいますので、歯周病にかかりやすくなってしまいます。

40代以降の女性向けの歯周病対策

1.毎日の丁寧なセルフケア

歯周病は、歯周病菌が増えることで起こると考えられている病気です。
歯周病菌が増える主な原因とは歯磨き不足ですので、まずは毎日の歯磨きを丁寧に行うことが重要です。
また、歯ブラシだけの歯磨きでは歯と歯の間の磨き残しが出やすく、この部分から歯周病が発症することも多いため、歯間ブラシやデンタルフロスによる歯磨きも欠かさないようにしましょう。

2.カルシウム、ビタミンDを意識した食生活

食生活において摂取するカルシウムが不足していると、骨の質も悪くなりやすいため、小魚や乳製品など、カルシウムの多い食材を意識して取り入れることも大事です。
また、カルシウムを形成するためにはビタミンDも欠かせませんので、干しシイタケなどの干物なども積極的に取り入れ、必要に応じてサプリメントも利用する、日光にも程よく当たるなどといったことも意識しましょう。

3.よく噛む

よく噛むことで唾液腺が刺激され、口内が潤いやすくなります。
また、噛むことで慢性的なストレスが緩和され、骨量の低下を防ぐ作用があると言われています。

4.ストレスをうまく解消する

精神的ストレスが多いと、ストレスホルモンであるコルチゾールが分泌されます。
そうすると、骨を作る骨芽細胞の働きは抑制、骨を溶かす破骨細胞の働きは促進されてしまうため、骨量が低下してしまいます。
ストレスを感じたらなるべく気持ちを切り替え、自分のリラックスできることをやってストレス解消に努めましょう。

5.定期的に歯科のメンテナンスを受ける

毎日どんなに丁寧に歯磨きをしていても、完璧に汚れを取り除くことは不可能で、蓄積した汚れは歯石となり、歯周病を悪化させる原因となります。
そのため、定期的(3~6か月に1回くらい)に歯科で歯石取りのクリーニングを受けるようにすることが大切です。

40代以降の女性の方は、今回の内容を知って、正しく対処していくことで更年期以降に起こりがちな歯周病の悪化を予防することも可能です。
更年期以降も健康なお口を維持したい、という方はぜひ参考にしてみてください。

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