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COLUMN歯科コラム

手の平、足の裏のぶつぶつ「掌蹠膿疱症」、歯科治療で治ることもあるって本当?

手の平や足の裏に膿を持ったぶつぶつができる「掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう」。
ぶつぶつができるところは痒く、つぶれたりまたできたり、ということを繰り返し、なかなか治らないのが特徴です。

掌蹠膿疱症は皮膚の問題なので、皮膚科でもらった薬を使い続けている、という人がほとんどですが、それでもなかなか治らず、辛い思いをしている人は少なくありません。

ところが実は、掌蹠膿疱症が歯科的な問題からきていることもあり、その場合は歯科治療で改善することがあります。

くわしく見ていきましょう。

掌蹠膿疱症とは

掌蹠膿疱症とは、手の平、足の裏に膿疱(膿を持った袋)が繰り返しできる難治性の病気です。ぶつぶつができる病気はうつると思われがちですが、ウイルスや細菌などは含まないので人にうつことはありません。

40代以降に起こることが多く、最初の症状としては、手のひらや足の裏にかゆみを伴う多数の小さな膿疱が出現します。その後は乾いてカサブタとなって剥がれ落ち、周囲にも炎症が広がって赤くなり、ガサガサした状態になっていきます。

爪にも症状が現れることがあり、その場合には爪の変形や剥離が起こることもあります。症状は改善・悪化を繰り返し、悪化すると痛みが出て日常生活に支障をきたすこともあります。

掌蹠膿疱症の原因

掌蹠膿疱症のはっきりとした原因は分かっていませんが、次のようなものとの関連性が疑われています。

金属アレルギー

歯科金属に対するアレルギー反応が手足に出ることが知られています。これは、歯科金属が唾液中に溶け出し、全身に回ることで起こると考えられています。

実際に金属を除去してセラミックに替えると症状が改善する例も多く報告されています。

慢性の感染病巣

体のどこかに慢性的な炎症があると、別の場所にアレルギーのような症状を起こすことが知られており、「病巣感染」と呼ばれています。
掌蹠膿疱症もこれによって起こることがあるとされており、歯根の周囲に膿が溜まる「根尖性歯周炎」、歯の周囲の組織の病気が慢性的に炎症を起こす「慢性歯周炎(歯周病)」、慢性扁桃炎、慢性副鼻腔炎などが原因になることが分かっています。

喫煙

実は、掌蹠膿疱症を持っている人の8割が喫煙者であるという報告があり、本人は喫煙せず日常的に副流煙を吸っている場合にも掌蹠膿疱症のリスクが高まると言われています。
禁煙によって症状が軽快することもありますが、タバコは慢性歯周炎を引き起こすことが多いため、慢性歯周炎がすでに起こっている場合には治らず、慢性歯周炎に対する治療も必要になってきます。

その他

上記のほか、ビタミン不足、高温多湿、免疫応答の異常なども関係していると考えられています。

掌蹠膿疱症に対する歯科的対処

掌蹠膿疱症がある場合、皮膚科で検査を受け、歯科的な問題が関係している可能性が示唆されるようであれば歯科を受診し、一つ一つ考えられる原因について対処していくことになります。
掌蹠膿疱症に対する歯科的な治療法としては、次のようなことがあります。

1.銀歯をセラミックに替える

金属アレルギーがある場合、銀歯をセラミックに替えると症状が改善することがあります。

2.根尖性歯周炎の治療

歯根の先端の周囲に膿がたまっている状態がレントゲンで確認された場合、根の治療をして慢性炎症を取り除くことで症状が改善することがあります。

3.歯周病治療

慢性歯周炎がある場合、歯周病治療を行うことで改善することがあります。
具体的には、歯の周囲の歯石や歯垢を丁寧にクリーニングし、再発しないように定期的に行っていきます。

掌蹠膿疱症は、一つの原因だけでなく、複数の原因が重なり合って起こっていることも多いため、以上の対処法に加えて禁煙や歯科以外の炎症に対する治療も同時に行うなど、考えられる原因を一つ一つなくしていくようにします。
手や足の治りにくい皮膚トラブルにお悩みの方は、皮膚科治療のみを続けるのではなく、他の部分からきている可能性も考慮に入れて、幅広く対処をしてみることをおすすめします。

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