食生活の変化が原因かも!歯並びと咀嚼の意外な結びつきとは?

昭和に比べ、平成の今では食生活が大きく変わっていきました。大きく変わったのは戦後復興の過程からでしょう。第二次世界大戦で敗戦してから日本へは外国人も多く来日するようになり、外国企業の参加も多く見られました。
今と昔を比べることはもしかしたらナンセンスなことかもしれませんが、明らかに変わっていることがたくさんあります。

 

咀嚼回数の変化

咀嚼回数の変化

歯医者さんに、「よく噛んで食事えおしてくださいね」といわれたことはありますか?昭和の時代は、1回の食事で2000回ほど噛んでいたとされています。では平成はどうでしょう。今は約1000回だそうです。昭和の半分ほどの咀嚼回数になっています。なぜ半分ほどの回数で食事をすることになったのでしょうか。これは食生活の変化と家族構成の変化が原因としてあげられます。
食生活の変化はご飯食いわゆる米食からパンや麺類への移行が見られたことです。パンや麺類はご飯に比べると噛む回数は少なくて済む他、1皿で完結することが多いです。
家族構成については、大家族から核家族化へと変化しました。おじいちゃんとおばあちゃんと親と子供で住んでいるような大家族ではなく子供と親だけで住んでいる家族が多くなりました。また、夫婦で共働きをしている家族も多く、子供の食事に時間をかけることができない家族もあり、短食が進んできています。

 

噛まないと顎が成長しない

人は噛むことで顎の骨に負荷をかけ骨を成長させてきました。骨はある程度の負荷がかからないと成長しません。小さいときに外で遊ぶようにというのは足や手など身体の骨にある程度の負荷をかけることで身体の成長を促すことにつながっていたのです。
噛む回数や噛むときに負荷がかからないということは、顎の発達へ影響を及ぼしてしまいます。実際、顎が小さい子供が増えていて小顔にはなっていますが歯が生えてくるスペースがないので埋まっている歯や変なところに生えてくる歯が増えてきています。

 

歯並びが悪いと咀嚼にも影響する?

歯並びが悪いと咀嚼にも影響する?

幼いときに咀嚼をしなかったことが原因で顎がきちんと発達しないで歯並びが悪くなることがあります。これの逆説にもなりますが、歯並びが悪いと咀嚼が思うようにできません。歯並びが悪いことでうまく噛み合わなくなります。本来は咬合面と呼ばれる噛む面同士が最大面積で接触することで咀嚼が最も効率良く行われるのですが歯並びが悪いとそうはいかないので咀嚼率は正常な噛み合わせの人よりも低くなる傾向があります。
顎の発達が不十分なために大人になった後に顎を大きくするのは外科処置が必要になるので大変です。食事は何回もよく噛んで、噛む力を鍛えるようにしましょう。分からないことがあれば西日暮里駅前デンタルクリニックにご相談ください。