理想の「咀嚼回数」は一口あたり何回?

子供のころ「よく噛んで食べなさい」と言われていたことをふと思い出すことがあります。忙しい現代社会において、ゆっくりとご飯を食べる時間はそんなにありません。また、食生活文化の変化も影響して、できるだけ早く提供されて早く食べることができるファーストフード店へ行くことも増えています。
ご飯のように噛む食事から蕎麦やうどん、ラーメンなど麺類文化も浸透してきています。
歯科医学の観点からも現代人の大きな問題の一つである「噛む」ということについて西日暮里駅前デンタルクリニックと一緒に考えていきましょう。

 

よく噛まない子供たち

よく噛まない子供たち

昔の子供たちには「よく噛んで食べなさい」と言ってくれる親がいましたが、今はそこまで口うるさく言う親は少なくなっている印象です。その大きな理由として、共働きが考えられます。家族のライフスタイルも変化している現代では昭和時代のような大家族ではなく夫婦と子供だけのような核家族化が進んできています。かつ夫婦で共働きをしている家庭も多いのが現状です。
夫婦共働きだと子供の食事にかける時間もそこまでかけられないのも仕方ないことだと思いますが、昔に比べると確実に良く噛まないで短食をする子供が多くなっているでしょう。
良く噛まないということは、顎が成長することができません。噛むことで顎は鍛えられ大きくなっていきますが、それが行われないので小さな顎になってしまいます。顎が小さいということは、歯が十分に並ばないこともあります。歯が並ばないと歯並びが悪くなる子供が増加しています。歯並びが悪くて歯医者さんへ相談にいく保護者の人も多くなっています。

 

食生活にも変化

食生活も変化してきています。昔は米や魚・肉・野菜とバランスよく食べることが主流でしたが、今では、偏ってしまう偏食が多くなっています。中でも咀嚼回数が少なくなるのは麺類です。麺類はスープもあり飲み込みやすいのでそこまで噛まずに飲み込んでしまう人も多いようです。
よく噛むと消化も促進されるという効果が得られるので、本当はよく噛んで食べたほうが身体のためにもなります。

 

咀嚼回数は何回が理想?

咀嚼回数は何回が理想?

咀嚼回数は何回が良いのかという話です。今回は昔の人が何回噛んでいたのかという話をします。
まだ狩りをしていた卑弥呼も過ごした弥生時代は、1回の食事で4000回以上も噛んでいました。昭和時代は2000回に減っています。そして今は1000回にまで減ってきています。忙しく食事にかける時間にかけていられないという気持ちは十二分に理解できますが、まずは1回の食事で2000回食事をするように心がけてみましょう。